楽団紹介
2022年10月発足。東京都北多摩エリアを中心に活動をするファンファーレオルケスト。
「ファンファーレオルケスト」という編成の楽団は、国内には未だ数えるほどしか存在しない。特にアマチュア団体は数少なく、奏者として参加する機会は非常に乏しい。
そこで「ファンファーレオルケストに興味を持った人がすぐに挑戦できる場を作りたい」「ファンファーレオルケストを知らない人にも、演奏機会の一つとして気軽に参加してほしい」というテーマを基に発足、活動を開始する。
国内でのファンファーレオルケストの知名度向上を目指し、日本各地に羽ばたいていきたい、という思いから「ことりファンファーレオルケスト」と命名された。
「ファンファーレオルケスト」とは?
オランダとベルギーを中心に、ヨーロッパの一部(主にオランダ語圏~フランス語圏)には“Fanfare” “Fanfareorkest”と呼ばれる、金管楽器とサクソフォン、打楽器で構成される管楽オーケストラが存在する。それらは日本の吹奏楽団と同じように、様々なお祭りや演奏会、イベントを通して市民社会に溶け込んでいる。この編成においては、フリューゲルホルンが管弦楽団のヴァイオリン、吹奏楽団のクラリネットの役割を担い、重厚で力強くも温かみのあるサウンドを生み出す。
19世紀半ばには、ベルギーの作曲家であるペーテル・ブノワ(1830-1901)が既にこの編成のために作曲していたことが知られている。また、それと同時期に設立されたファンファーレオルケストのいくつかは、100年以上を経た今でも現役で活動を続けている。
日本で吹奏楽や英国式ブラスバンドの作曲家として知られるヨーロッパの作曲家が、この編成のために作曲していることは珍しくない。オランダやベルギーでは吹奏楽(Harmonie)、ファンファーレオルケスト(Fanfare)、ブラスバンド(Brass band)をひとつにまとめた“HaFaBra”という略語が使われ、3種類の編成が等しく愛されている。
日本では2000年代半ばに初めてファンファーレオルケスト編成の楽団が登場してから、首都圏、関西、北海道でいくつかの団体が活動実績を積んでいる。
活動予定
★2025/03/02(日) 13:00~17:00
府中市生涯学習センター スタジオ
住所:東京都府中市浅間町1丁目7番地
★2025/03/16(日) 13:00~17:00
東村山市秋津公民館 フラットルーム
住所:東村山市秋津町2丁目17番地10
★2025/04/20(日) 13:00~17:00
小平市中央公民館 視聴覚室
住所:東京都小平市小川町2-1325
★2025/04/27(日) 13:00~17:00
府中市生涯学習センター スタジオ
住所:東京都府中市浅間町1丁目7番地